毎年２月１日に節分厄除祈祷。もとは、先々代である恵澄が、安岡寺の復興行事の一つとして始まりました。大峰山櫻本坊の行者らを招き、境内にある弘紹不動の前で大護摩供を厳修。一年の無病息災や家内安全などを護摩木に認め祈祷を行います。祈祷後、希望の方は、火渡りを行うことが可能。法要後には、福引を実施しております。また、道場内でご祈祷した御幣を授与しております。

安岡寺では、春・秋のお彼岸の中日にご先祖様の供養として法要を厳修しております。彼岸とは、一年の内で二度、昼と夜との長さが同じになる春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遥か彼方の極楽浄土（悟りの世界）にいるご先祖さまを思い供養を行います。

釈尊の誕生した４月８日に合わせ、花御堂にお釈迦様の誕生仏を祀り法要を行い、甘茶を進呈します。
そもそも花まつりとは、お釈迦様が誕生された際、天から神々が降臨し、甘露の水を降り注ぎ、天から花が舞い、祝福したという経典の説示に由来します。

安岡寺では、毎年お盆の終わりに施餓鬼法要を厳修しております。
盂蘭盆会施餓鬼法要は、ご先祖様だけでなく、すべての霊を供養し、自分自身の健康や長寿を願う法要です。当山では本堂の入口付近に施餓鬼壇を設え、五如来幡や三界万霊の位牌を祀り供養をいたします。

毎年１２月３１日の大晦日に一年の煩悩を払う除夜の鐘をつきます。人間の煩悩の数（１０８）だけ鐘を撞きます。
先着順ですが、どなたでも撞くことが可能です。