2.青梅観音堂 重要文化財 十一面千手観音坐像を安置している。もとは、真上町にあった安正寺の本尊であったが、安正寺が廃寺となったため、客仏として観音様をお迎えした。寺伝によれば、千手観音さまの近くにあった梅の木の実が年中、青々としていたことから青梅観音とも呼ばれています。平安時代後期の仏像で千手観音の坐像としては日本でも有数の大きさを誇る。
3.鐘楼 昭和49年、青梅観音堂に十一面千手観音様が京都国立博物館から修繕し戻られた際に嵩上げをし修繕をいたしました。 毎年年末の12月31日11時40分頃から、お参りの方々が鐘撞堂に集まられ、除夜の鐘の鐘撞を行われます。
4.叶観音堂 当山の裏参道横の階段を上った場所にあるお堂で、金銅聖観世音菩薩像をお祀りをしております。大阪の篤志家栗田金太郎氏より当寺へ法安された御本尊像で、人々の諸々の願いを叶えたてまつるところより、叶観音様の俗称で親しまれております。